ばぁちゃんの13年忌

puss in boots

2014年11月03日 16:33

実家の祖母の13年忌法要がありました。

こどもたちにとっては、「大きいばぁば」になるのかな。

「90で亡くなったよ」「いいや、92だ」・・・

やれやれ、と思ってたけど、

あれ?私はばぁちゃんが85才で亡くなったと思ってたぞ!!




お坊さんも来て、厳かな儀式の中、

1才と3才のこどもたちは大騒ぎ。静かにしておれません

盗み食いするわ、大きな声だすわ、あー大変。

こどもは法事に連れていってはいけませんな。



さっさと帰ろうと思ったけど、親父と酒でも飲みながら

ばぁちゃんの話するのが供養になるのかな?と思って

走ってビール買ってきて飲みました。




ばあちゃんが初めて脳卒中で倒れたときも、

容態が変わって大学病院に運ばれたときも、

わたしと親父二人だったねーって振り返りました。



ばぁちゃん孝行したくて、免許取立てのとき

北谷美浜に連れて行って、洋服見ている間に

逃がしたこともあったなー(涙)

2時間くらいたって、みつかったけど、

ビルのうしろの換気口の陰で立ち往生していたんだよね。

パトカーも出動する大騒ぎだったな。。。



ばぁちゃんに心の底から「やなわらばー」と呼ばれて

嫌われていた私。数え切れない意地悪やったもんなー

玄関に立って見送られるだけで、ムカムカした。



晩年は編み物やってても楽しくなさそうなばぁちゃん。

孫育てが終わって、やることがなくなって、

本当に魂がなくなったみたいに徘徊していた。

「ボケたら殺せぇ」って言ってたのに、

ボケたもんな、ばぁちゃん。


ばぁちゃんが亡くなって罪悪感で苦しかった頃、

今は亡き叔母さんと母ちゃんたちで 佐敷の「ユタ」に

会いに行きました。


「ユタ」いわく、

「あんたね?外国によく行くっていう孫は?」

(わ!こわ!何で知ってる?)

「おばぁちゃんが、この子は外国には行かさないで

(親父のところに)置いておきなさい、って言ってるよ」

だって。



イギリス人と結婚したけど、

イギリスに住むことはなかった。

結果、ばぁちゃんの言う通りになってます。。。

私には、私なりの役割があるのかな?

では、ばぁちゃん。

わたしたち家族を見守っていてくださいね

ウートートー


















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